kubernetesのリソースをコマンドでいじるにはkubectlが必要です。
簡単ですが、kubectlをインストールしたときのメモ。
kubectl
kubectlはkubernetesに対してコマンド実行が出来るツールで、デプロイしたり情報収集したりするときに使います。
kubectlのインストール
環境によって違いますが、自分はWSLにkubectlをインストールするのでLinux用のインストール手順にしたがいました。
kubernetes.io
このページに記載されている通り実行すればいいのですが、頭から読んでいくと普通にバイナリをcurlでダウンロードしてインストールする手順になります。
Ubuntuとかのパッケージマネージャを使う場合はバイナリ手順の下に記載があるのでご注意を。
以下のリンクがパッケージマネージャを使った時の手順になります。
kubectlのインストールおよびセットアップ | Kubernetes
入れてみる
環境に入っているパッケージのアップデートとgnupg2パッケージのインストール
sudo apt-get update && sudo apt-get install -y apt-transport-https gnupg2
鍵の追加
curl -s https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg | sudo apt-key add -
kubernetes.listの作成
echo "deb https://apt.kubernetes.io/ kubernetes-xenial main" | sudo tee -a /etc/apt/sources.list.d/kubernetes.list
パッケージのアップデート(2回目)
sudo apt-get update
kubectlのインストール
sudo apt-get install -y kubectl
これでkubectlが使えるようになります。
試しにバージョン情報を出してみると、
$ kubectl version Client Version: v1.28.1 Kustomize Version: v5.0.4-0.20230601165947-6ce0bf390ce3 The connection to the server localhost:8080 was refused - did you specify the right host or port?
こんな感じでkubectlコマンドがインストールされていることがわかります。